2018年10月の写真

今月の写真/「生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉」は、吐血して生死の境を彷徨った夏目漱石が、辛うじて回復したときに詠んだ句です。どこまでも高い秋の空に、たくさんの秋茜が飛び交っている姿を目にし、生きている喜びを実感したのでしょう。健康なときには全く気にかけないことも、一度生活の歯車が狂うと、そこを境として全てのことが有り難く思えるようになると聞きます。できれば健康なうちから、感謝の気持ちが持てるようになれれば、世の中はもっと美しく目に映るのではないでしょうか。